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ART PRIME 2025年7月1日配布作品テーマ：『YOSHIKA – Life form of Light』
2025-07-01
AI AVATAR Pte. Ltd.
DAOメンバーのみなさん、お疲れ様です。
いつもART PRIMEをご利用頂きありがとうございます。
今月のアート作品は〈YOSHIKA〉の『Life form of Light』シリーズです。
作品紹介
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作家・YOSHIKAより
私たちがネット空間の中で情報を発信または受信をイメージするとしたら一本の光線の轍(わだち)のようなものを想像されることが多いと思います。私が制作しているものは、サイバー空間にある情報(光線)を主体としています。
情報ネットワークにより沢山の情報を受け取れるようになりましたが、実際に経験していない事、見ていない事、会った事がない人に対しては、その情報からでしかその対象を憶測で判断する事しか出来ません。
実際はこうだった、会ってみたら印象が全く違っていた、手にとってみたら想像と違うモノ、という事が必ず存在しています。
ありとあらゆる出来事やモノ、また人物においてはその人となりなど、デジタル情報だけで形成されたものはあくまで「曖昧」なものであり、受け手側だけの印象でしかなく、リアルとは異なる情報で理解してしまう可能性があります。
私の作品は、この「曖昧さ」そのものを表現するために、モチーフのイメージをはっきりとさせず、サイバー感を感じさせる無数の光線、すなわち「情報の象徴」のみで構成されています。視覚的な明瞭さを避け、情報の混沌と人々の想像力の介入を促せればと考えています。
なお曖昧な概念の中にも確かに存在する“事象”としてのモチーフに「人型」を採用しています。それは、自分自身と他者との境界や関係性を映し出す象徴であり、デジタル空間における相互理解の曖昧さを可視化するための手段と考えています。
私たちは画面越しの断片的な情報をもとに、しばしば自己解釈を通じて他者像を形成します。そうして生まれるリアルとは異なる、想像上の「人物像」。この人型は、そうした情報の海の中で浮かび上がる虚像と実像の狭間を表現しています。
アーティスト紹介
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YOSHIKA（Instagram：_yoshikart ）
1991年生まれ、岐阜県出身。
2013年 専門学校にてインテリアデザイン、グラフィックデザインを学び卒業した後、独立。アートプロダクトなどを制作し海外の展示会などに出展。2020年 コロナ禍を機にデジタルアートの作品を作り始める。
〈展覧会歴〉
2015 Stockholm Furniture & Light Fair Greenhouse(ストックホルム・スウェーデン)
2017 IFFT/interiorlifestyle living TALENTS (東京・日本)
2019 DESIGN TOKYO 2019 PLOT LAB (東京・日本)
2019 THE FAR EAST ARTS in PARIS (パリ・フランス)
2021 第3回ぎふ美術展「自由表現」部門 (岐阜・日本)
2023 iime hukurame in Nagoya (愛知・日本)
2023 WATOWA ART AWARD 2023 (東京・日本)
〈概要〉
YOSHIKAは、「リアル」と「デジタル」が交錯する現代において、あえてその曖昧さや不確かさに目を向け、それをコンセプトに作品制作を行っています。昨今はフェイクニュースの氾濫やAI技術の急速な進化により、私たちが目にする情報の真偽はますます不明瞭になりつつあります。そうした情報環境の中で、”私たちが信じている「事実」や「真実」とは果たして何であるのか？"という疑問を軸に、YOSHIKAは作品を通してデジタル世界に潜む不確実性や現実の脆さを浮き彫りにする試みをしています。
上記のことから作品は、あえて情報を「曖昧なまま」にとどめたデジタル表現に特徴があります。
また、YOSHIKAの作品は単なるデジタルアートにとどまらず、ネット社会における精神的な影響（相手の表情を読み取れない不安、現実世界とネット世界でのズレ、人間不信など）を見つめ直すきっかけを与えてくれます。
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以上がART PRIME2025年7月1日に配布されました作品の紹介です。
来月の発表も、どうぞお楽しみにお待ちください。
今後とも、AI AVATARを宜しくお願い致します。
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AI AVATAR カスタマーサポート部