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ART PRIME 2025年12月1日配布作品

01 Dec 2025

AI AVATAR Pte.

2025-12-01

Thanks to all DAO members for your hard work.

いつもART PRIMEをご利用いただきありがとうございます。

今月のアート作品は小池正真の新作である《form》シリーズです。
「形とは何か」「どこまで崩しても“らしさ”は残るのか」という視覚的テーマを、歩行する人物や動物といった身近なモチーフを用いながら多角的に探求した作品群です。

空間デザインや造形に長けた作家ならではの構成力を活かし、デジタル空間で「形の再編集」を行い、既知のシルエットに新しい視点を与えるシリーズとなっています。

Works

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form/walk/explode

歩行中の人物を縦横にスライスし、形状が辛うじて認識できる解像度で分解することで、「人のフォルムとは何か」ということをテーマとした作品です。

色味はあえて個性を消す“白”を用いることで、モデルが誰でもない匿名の存在となり、純粋に“形そのもの”が強調されます。

日常で見慣れた人間のシルエットをあえて崩し、再構築して眺めることで、形の面白さや視覚の認識プロセスに改めて触れることができます。

form/walk/bubble

黒一色で描かれた人物シルエットが、ランダムに配置された透明の泡状オブジェクトによって部分的に切り取られながらも、新たなつながりを与えられていくことで、形が分断されつつ拡張していく過程を体感できる作品です。

「人の形」は日常では衣服によって多様に変化しますが、本作ではデジタル空間ならではの“泡”という非現実的な素材を用いることで、フォルムそのものを別の視点からとらえ直し、新鮮で作家らしい独自の美しさを生み出しています。

form/rhino/bubble

 特徴的なフォルムを持つサイの周囲に大量の泡状オブジェクトをまとわせ、その泡によって元の形が削られながらも、角や体の輪郭など“サイらしさ”を確実に残したまま表現した作品です。

泡によって表面が侵食されながらも、どこまで元の形状を識別できるか。

鑑賞者の視覚と記憶に問いかけるように、「消えていく形」と「残る特徴」のバランスを巧みに扱った構造となっています。

Artists

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作家名:小池正真

1995年生まれ、武蔵野美術大学 造形学部 建築学科卒

彫刻家・名和晃平が主宰するクリエイティブ・プラットフォームである「Sandwich.inc」にて3D技術やプログラミングを駆使し、空間デザインや作品制作業務を担当してきたCGクリエイター。

並行して建築設計事務所に所属し、設計業務および造形作成ツールの開発に携わっている。

これまでの担当したプロジェクトは、2021年4月〜2022年10月にGINZA SIX中央の吹き抜け空間にて大規模に展示された名和晃平作品「Metaorphosis Garden」では3D制作と構造設計、京都の新風館にあるカフェ(THISIS)SHIZENの内装設計、大阪茨木市の複合施設の壁面設置作品「CYCLE」の制作におけるプログラミング、株式会社ADXの建築作品「SANU BEE」の設計・施工に係る全工程(図面、3D、プログラミング、現場管理)などが挙げられる。

Instagram→https://www.instagram.com/norn_bul/
Website→https://skoike0099.myportfolio.com/

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以上がART PRIME2025年12月1日に配布されました作品の紹介です。

Please look forward to next month's announcement.

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